8/30、31遠征の小出しシリーズ最終投稿「大阪のオバちゃん星雲!」
「おりおん」さんの以前の投稿から転用
コレですね、もう衝撃的でした!
コレ以来ボクは、いっくらキレイな北アメリカ星雲を見ても「大阪のオバちゃん(オカン)」にしか見えなくなってしまって(笑)
言い得て妙とは、まさにコノことですね
北アメリカ星雲こと大阪のオバちゃん星雲の位置はココ
一年前にボロいカメラレンズで撮った写真はコチラ
左上、北アメリカの形に似た散光星雲が北アメリカ星雲NGC7000
オバちゃん、口を開いて怒ってますな~(笑)
右下は少し前に投稿したサドル付近
そして今回の投稿は・・・じゃん!
大阪のオバちゃん、アァップ!
望遠鏡 タカハシFC-76DC+76Dレデューサー 417mm/F5.5 鏡筒内部にLPS-D1
SS-one赤道儀 SS-one AutoGuider(ガイド鏡75mm F2.8 Cマウントレンズ)によるオートガイド
PENTAX K-5Ⅱs(無改造ノーマル) ISO3200 300sec×12 ダーク、フラット共に無し
Adobe Camera Rawにて現像 SI7にてコンポジット Photoshop Elementsでちょい加工
周辺にアンプノイズが多かったため、ちょっとトリミング
サドル付近に比べると、ちょっとピンクがかった感じだけど
元々の写真を見ても、サドル付近の「赤」な感じに対して少しピンクっぽいから、あながち間違えとは言えないのかな
構図を90度回転させたら、怒られてしょんぼりしているペリカン君も入れられたかな?
で、前々回の投稿で話をした「目からウロコの画像処理」の件
散々勿体ぶって書いたけど、実はなんてこと無いことだったりする
目からウロコの画像処理、その1
「現像方法変更!」
目からウロコの画像処理、その2
「ガイドエラーも全てコンポジット!」
まず一番目の現像方法変更
コレは何かと言うと、有るブログで見てしまったわけですよ
ステライメージの現像は・・・色が出ない!
確かにね~
最初のM31アンドロメダ銀河は、なんとなく無色彩な感じ
そこでRAWからの現像を、ステライメージのベイヤーRGB変換ではなく
Photoshop Elementsのプラグイン「 Adobe Camera Raw」で一枚一枚現像しTIFF化
そのTIFFファイルを、ステライメージでコンポジットする方法に変更
そして二番目「ガイドエラーも全てコンポジット!」(笑)
コレは画像処理とは言えないかもね^^;
今までガイドエラーが顕著な、星像の流れている画像は「こりゃいかん!」
なんて感じで、有無を言わさず最初から一定量除外していたんだけど
ちょっと好奇心から、「全部コンポジットしたらどうなるんだろ?」なんて思い、即実行(笑)
コレね、今まで1枚でも流れの酷いものをコンポジットしたら
「きっと酷い仕上がりになるに違いないと」盲目的に信じこみ除外していたのだけど
実際は前々回のアンドロメダ銀河や、今回の「大阪のオバちゃん星雲 笑」を見ても分かる通り、若干の星像の太りはあるかもしれないけど、階調の滑らかさやノイズの少なさ、色の豊富さは、星像太りのマイナスを補って有り余るほどのプラス方向に働いているのではないかと思われる
(フォトコンなどの作品を目指す人には勧められません)
ちなみに少し前のサドル付近は・・・
最初の投稿
目からウロコ画像処理適用後
どうでしょう?
コンポジット後の処理の仕方も若干違うけど、赤い部分が出ている他にも、星の黄色い部分や青い部分も、より濃くはっきりと出ている感じしません?
コレは最初の投稿で流れの酷く排除した4枚の画像を、そのままプラスしてコンポジットしてます
ちょっとまだ色々と検証したわけじゃないけど
「現像方法変更!」「ガイドエラーも全てコンポジット!」
の、どちらかがプラス方向に働いていることは間違いないと思われる
と、ココで突然東北キャンプツーリングの話
散々悩んだ挙句・・・断念しました(泣)
明日は仕事に出て、その分は月末の新月期に振替
土曜日から木曜日までは天気を見ながら動きます
土曜日は「やまねももんがさん」主催の勉強会に出席しようかな
コメント
コメント一覧 (8件)
こんにちは
昨年の北アメリカ星雲とサドル周辺の星野写真も素晴らしいですが
今年の北アメリカ星雲単体は赤とピンクの濃淡が綺麗に仕上がって
いると思います。
KENマジックの見せ所でしょう。
Adobe Camera Raw」を使用する方が多いのはこの辺にも理由が
あるようですね。
大阪のおばちゃん??→今回の説明でガッテン納得。
SIで処理するとどうしても色調が冴えない感じになりますね。
PSを使う方が多いのも肯けます。
それにしても今回のおばちゃんは迫力といい色気?も十分な仕上がり。
これからの画像も期待しています。
折角のツーリング、残念ですね。
こちらも観望会が3カ月連続で中止となってしまいました。
おお、これは立派なオカンだこと!
私には”あたしンち”のオカンに見えますよ(^^♪
だいぶ色相がプラスに振られているようですが、PENTAX機の出す”あずき色”が
本来の波長色かと思います・・・なーんて堅い話は置いといて、
イヤー、やはりCameraRAWの方が色もノイズもキレイですよね!
思えばK-5Ⅱファーストライトの頃はDNGで積極的に使っていました。
だから色が出ていたんですね。
SI7ではRAW現像でもモノクロベイヤー配列→デジ現→RGB変換でも荒いし
色も出ませんよね。確かにそうだと思います。
最近はダークもフラットもSI7のモノクロベイヤー配列で行っているので、
CameraRAWは使っていませんでした。
オカンに怒られて久しぶりに使ってみたら、やっぱりキレイに色が出るし、
ノイズ処理も上手ですねえ。周辺減光補正などもSI7より秀逸に感じます。
お気楽撮影ではCameraRAW、アリですね!
おぉ~!!大阪のおばちゃんとぺりかんくん、表情も上手く描かれて・・・
って、私の絵かーーーいっ!!
いや、はじめまして、こんにちは。おりおんと申します。
使っていただいてありがとうございます。「大阪のおばちゃん」を世界標準にしようとたくらんでるので(笑)
おばちゃん、いい感じに撮れてますね。星雲に濃淡もあって立体的です。色も綺麗ですね~。
ちなみに私もガイドエラー画像、ほぼ使います。拡大禁止になりますけど(笑)
■テナーさん
今日はお疲れ様でした!
>KENマジックの・・・
いや、お恥ずかしい限りで^^;
今日の説明を聞いていると自己流の問題点と限界が・・・
ヒストグラムを今見返して見たんですが、山なんか全く合っていなくて、まあ醜いこと(笑)
ただ、Camera Rawは正直初心者の自分でも分かるぐらいの違いがあるので、本格的に処理をしようと思うと必須かもしれません
しかし悩みますね~
Photoshop CC、Lightroom CCで980円/月
う~ん(笑)
あ、帰りに言い忘れました
SS-one AutoGuider、今度何処かでタイミングが合ったら、使ってみてください!
■demioさん
>大阪のおばちゃん??
確かに言葉だけを聞いたら「えっ?」って感じですよね~
ただ、オリオンさんの挿絵付き写真を見たら、もう北アメリカの形なんて何処かに吹っ飛んでしまいます(笑)
おりおんさんも広めたいようなので?「世界標準」とまではいかなくても、日本では北アメリカ星雲改め「大阪のオバちゃん星雲」でよいかと(ほんと?^^;)
それにしてもステライメージ
☆男さんも同様な内容を書かれているので、やっぱり色が出ないのは皆さん共通の認識なのでしょうね
今日、ちょっと画像処理についてお勉強してきたのですが、やはり奥が深いです
■☆男さん
>だいぶ色相がプラスに振られているようですが・・・
いや~、お恥ずかしい
ヒストグラムなんてお構いなしに、イメージだけで処理しているので粗だらけっす^^;
今日、実は画像処理の勉強会に参加してきて、自分の感覚的な適当処理に反省しきりです(笑)
ただ現像の件は、今日の講師をしていただいた方も言っていましたから
やっぱりステライメージの現像はイマイチなんですね
写真の加工、という点に関してはやはりPhotoshopに一日の長有りって感じでしょうか
いや~demioさんのレスにも書きましたが、画像処理って本当に奥が深いんですね
お手軽に、簡単に、と思いつつも
何処かで「もっとキレイに!」なんて思ってしまう自分も居て難しいです^^;
■おりおんさん
こんばんは!
そして無断転載、すいません!
(実は大阪のおばちゃんとぺりかんくん、転載は二度目だったりします^^;)
でも、せめて日本標準(大阪のオバちゃんでは世界は厳しい?笑)にすべく、これからも布教活動?していきますのでお許しを
ガイドエラー、使っている人が居たんですね~(安心)
確かに等倍や、拡大して見なければメリットの方が多いと自分は感じます
大阪のおばちゃん、突っ込みドコロはあるものの、自分的には「やっとココまで撮れるようになったのか」と、感慨深いものはあります
次は「エビボクサー」頑張ります!(笑)