セレストロンC8-Nファーストライトとお手軽コリメート撮影他

 

観望用にと購入したニュートン反射望遠鏡「セレストロンC8-N」

やっとファーストライトを迎えることが出来た!

1fd5d77c

 

ホントは30日の内山牧場にも持って行きたかったんだけどね~
実際持って行こうとしたら・・・

車に積めなかったんです(泣)

 

いや~、当初助手席に立てて運ぼうと思ったんだけど、高さが足りず入らない(泣)

ならばと後部座席を倒したスペースに入れようとしたところ・・・

コレも入らない!
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

 

積み込みの時間は、いまだ台風の影響で大雨、積み込みを試行錯誤するには最悪な状況

という訳で、30日のファーストライトは諦めた次第です

 

で翌31日、あらためて「C8-N」を無理矢理に詰め込み赤城山に向かったのであった

R2のラゲッジスペースは一杯いっぱいっす!(;^_^A アセアセ・・・

IMG_20160831_175347 (1280x959)

 

で、先日アップした当日の撮影&観望風景

P1000318 (1280x960)

 

望遠鏡を2台並べたこの姿

いかにも天文屋さんな感じじゃないですか!(笑)

でも実際の観望は・・・四苦八苦で大変でしたよ(泣)

 

最初のつまづきは極軸合わせ

SS-oneポーラーに慣れてしまった自分には、この極軸合わせがまあムズいことムズいこと

 

まあ写真を撮るわけじゃないからざっくりで良いか、と適当に終了~^^;
(実はSS-one化の時に暗視野照明も外してしまっていた)

 

で、次は目的天体の導入
普段FC-76DCの直焦点の時はファインダーを使わず、ライブビューに写った星を基準にアライメントすれば後はsky Safariで簡単自動導入なのだけど

今回はまずファインダーの調整を全く行っていなかったので、ファインダーの視野と望遠鏡の視野が合っておらず最初の導入に四苦八苦

 

いちど導入に成功した後も、さあ安心とは行かず・・・

実はSS-one赤道儀とGPD赤道儀改のコントローラー2台のSSIDが被ったままなので、sky SafariはFC-76側でしか使えない状態だったのだ

それでもいくつかの対象に望遠鏡を向け観望開始!

が、ピントが合わせズラ~い

 

でもね、アンドロメダにM33、二重星団h‐χ等々、素晴らしかった~

ただ、アイピースが付属のPL20以外「セレストロン 8-24mm 1.25 ズームアイピース」と

 

 

ハイペリオンアイピースシリーズの「ハイペリオン10mm」の2本しかないからね~

アイピース

 

本音を言えば、星雲・星団にはもう少し焦点の長いアイピースが欲しいトコロ

ただ、アイピースもハマってしまうと底なし沼の世界だからな~^^;

ただこのハイペリオンアイピース10mm、31.7mmスリーブを兼ねたスマイスレンズを外すと2インチ22.4mmと言う広視界アイピースに変身するのだ!

ハイペリオンFTR

 

で、2インチ22.4mmとなったアイピースで覗き直すと・・・

 

広ッ!

一挙に広がる視界、まさに「星空散歩」な感じ

こりゃ良いわ
そして、このハイペリオンアイピースは、見口のアイカップを外すとネジが切ってあるので、カメラを直接接続可能であった

デジ一を使った拡大撮影もできるけど、ココはコンデジを使った縮小コリメートにて!

Panasonic LUMIX DMC-LX7を、2インチ22.4mmとなったハイペリオンにフェードイン!

P1050086_R

 

(フェードイン、今の子には分からないかな^^;)

これで視界一杯に広がったアンドロメダが撮れるぜ!

 

と、アンドロメダに筒先を向けると・・・

P1000313 (1280x960)

SS-one化GPD赤道儀+セレストロンC8-N(20cmF5ニュートン反射)
アイピース ハイペリオン10mm(スマイスレンズを外し2インチ22.4mm)
LUMIX DMC-LX7 24mm F1.4 ISO800 50sec ノータッチ JPEG1枚撮り

あれ?視界いっぱい・・・のはず?
31.7mmに戻してみると

P1000315 (1280x960) (2)

SS-one化GPD赤道儀+セレストロンC8-N(20cmF5ニュートン反射)
アイピース ハイペリオン10mm
LUMIX DMC-LX7 24mm F1.4 ISO800 50sec ノータッチ JPEG1枚撮り

おぉッ!広く写っているじゃない

2インチは・・・何故?
主点が合っていないのか?

スリーブを外しLX7のレンズを直接近づけてみたり遠ざけてみたりもするも変化なし
う~ん

 

実はコンデジを使った縮小コリメート撮影、お手軽とは言いつつ色々と相性も有るみたいで

ボクが星の世界に入る際にお世話になった?☆男さんのフログを見ると、試行錯誤を重ねている様子

☆男さんのフログ「宇宙(そら)を見上げて」の縮小コリメート法カテゴリ

 

試行錯誤か~
ちなみにFC-76DCとハイペリオン10mmプラスLX7で撮ったM42はこんな感じ

ae08e748 (1)

 

見口にネジの切って有るコリメート用アイピースにはこんな物が

 

笠井トレーディング SV-30 SV-32

sv30

sv32

 

PENTAXのXWシリーズ

xw

 

PENTAXは調べてみると、アイピースとしての見え味も良いらしくソソられるトコロ
ただ、値段がな~

やっぱり笠井?それともハイペリオンの21mm(スマイスレンズを外すと32.2mm)かな~

あ、そうそう
何故縮小コリメート撮影がお手軽に、一分以内の短い露出でココまで写るのかは・・・

☆男さんのブログを熟読してみてください(笑)

 

って、だらだらと長くなってしまいました

最後に小出しシリーズ第二弾、内山牧場での網状星雲NGC6960周辺を

網状2-30

望遠鏡 タカハシFC-76DC 76Dレデューサー 417mm/F5.5 鏡筒内部にLPS-D1
SS-one赤道儀 SS-one AutoGuider(ガイド鏡75mm F2.8 Cマウントレンズ)によるオートガイド
PENTAX K-5Ⅱs(無改造ノーマル) ISO1600 300sec×6
ダーク、フラット共に無し SI7にてコンポジット、Photoshop Elementsでちょい加工
周辺にアンプノイズが多かったため20%トリミング

少し露出が足りなかったみたい

しかも微恒星が沢山あるせいか、なんか処理が上手く行かない

 

まあ、良いか

小出しシリーズは、まだまだ続く(笑)

 

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • えっと、広く見ること重視ならアイピースは焦点距離でなく視野角ですから。例えば自分のプローセル(?)40mmと、ウルトラワイド8.8mmの視野は同じだったりします。どれだけ広いかわかりますよね。しかも倍率は高いので背景は暗くなるので物は見やすいというね。縮小光学はおまけぐらいで考えた方が吉だと思いますよ(縮小光学が目的でなければ)。やる場合は拡大撮影用のアダプターをBORGからチョイスかな…?
    二重星団h‐χ… 見つけられずトラウマのやつやん。自動導入ホスィ…

  • ■mobazouさん
    実はアイピースの件・・・
    よく分かってない、というか全く分かってないかもしれませんわ(笑)
    そう言えばmobazouさん、巨大なアイピースを持ってましたね
    (アレがウルトラワイド8.8mm?)
    縮小光学は確かにおまけです
    ただ、貧乏人は一つの物で何でも賄ってしまおうという考えに陥りがちで
    観望をしながらも「29800円の鏡筒+20000円のコンデジでココまで!」なんてのを想像してしまうわけなんです(笑)
    >自動導入ホスィ…
    確かに便利ですな~
    今回手動導入をしてみて、より便利さを痛感しました
    「星座や星の位置を覚えない」なんて声も聞こえて来そうですが、時間のない我々には自動導入は必須と考えます
    赤いやつで二重星団h‐χ… キレイだろうな~

  • 巨大アイビースはXWA3.5mmでもっと視野角広いやつです。UWAはもっと安くて小さくてすむかなぁ。とにかく買う時は視野角重要す(惑星用は別かもですか)。

  • こんにちは
    GPD-SS-one仕様、導入他不便が便利を楽しんでいるようですね。
    アイピース泥沼情報はなかなか興味深いですがここはひとつ
    辛抱のテナーです。
    小出し網状星雲は無改造でも随分色彩豊かで
    綺麗ですね。

  • Kenさん、
    こんばんは、アドバイスありがとうございました。
    網状星雲、確かに無改造でも色が出てますね。 フィルターも入っていないですか?
    私のX7I、無改造の頃はバラ星雲全く写りませんでしたよ。
    LPR-N フィルターを入れてから少し赤が出るようになりましたが、結局改造してしましました。
    アイピースも欲しいですが、この沼にハマりたくないので見て見ぬふりをしています。
    フラットナー、レデューサー、冷却カメラ、2000mm超えのDeepな望遠鏡。。。 底なしだ~!

  • ■テナーさん
    SS-one化GPD赤道儀、不便よりは便利の方が良いんですけどね~(笑)
    快適に使うためには、もう少し費用と手間が掛かりそうです
    泥沼といえば、写真を極めようとする人もたいがいですが、眼視も拘ると大変な事になりそうです
    やれ、テレビューだPENTAXだなんて、それぞれの焦点距離でアイピースを揃えていたら、幾ら掛かるか分かったもんじゃありません(笑)
    そんなコスパ重視のKEN
    K-5Ⅱsは新品購入時でも59800円とデジ一にしては格安だったにも関わらず、無改造でもソコソコ赤い奴が写るコスパには、非常に満足しています(*´∇`*)

  • ■DeepSkyAdventurerさん
    アドバイスなんてとんでもない!
    素人の戯れ言ですよ^^;
    ただ、処理をしていると「どうしたらまともに処理出来るんじゃ~!」
    なんて思うことは多々あるので、お気持ちは凄くよくわかります
    今回の網状星雲、フィルターは光害カットフィルターのLPS-D1だけです
    K-5Ⅱsは安かったのに赤い奴もソコソコ写ってくれて助かってます(笑)
    しかしまあ、天文の世界
    それも望遠鏡だ写真だアイピースだ、なんて拘り出すとホント底なしの恐ろしい世界です
    キリがないので、自分は今ある機材を若干テコ入れしながら極めていく方向で進むつもりです
    何万円もするカメラレンズ、アイピース
    何十万円もするカメラに赤道儀、鏡筒
    今の自分にはとても揃えられそうにないので、FC-76とC8-Nをトコトン使い倒して行こうかと思ってます(^▽^)/

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