病院のベッドの上から、こんにちは!
検査入院4日目
違う病気「五分がゆ恐怖症」(笑)になりそうなKENでございます
前々回の投稿で
「ガンの手術や治療って、目一杯金掛かんじゃね?」
「生命保険やガン保険に入ってねぇしな~」
「てか、バイク買えないし」(笑)
なんて、しょーもない事を真っ先に心配したKEN(;^_^A アセアセ・・・

ま実際病状なんてのは心配してもしょうがなく、貯えのあまりないお一人様としては「お金の事」が心配になるのは当然の話で
でも結論から言うと、健康保険さえ適用されれば何とかなりそうな感じだ
高額療養費制度の利用
高額療養費制度とは何か?
ぶっちゃけて言うと「ある一定以上の治療費が掛かったら健保で負担するよ」って話だ
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。
厚生労働省「高額医療費制度について」より抜粋
いろいろと小難しい計算式は厚労省他、あちこちのサイトで説明しているので省くけど、僕の場合はこんな感じになるようだ
厚生労働省「高額医療費制度について」より抜粋
これによると実際の自己負担額は87430円!
(ちなみに年収370万円以下の人は57600円)
そしてこの高額療養費制度、本来であれば3ヶ月後に支給されるものなんだけど
「一時とは言え、毎月30万円の負担はきつい!」
なんて人のために、事前に手続きをすると「限度額適用認定証」なるものを発行してくれて、これを提出すれば支払い時点で支給分が減額される仕組みになっている
Pfizer「ガンを学ぶ」より転載
(認定証、自分の場合は4日ぐらいで届きました)
これで治療が長期にわたっても「毎月支払い30万円!」なんてことには、ならなくて済みそう
ε=(。・д・。)フゥ
とはいえ毎月90000円近くの出費も厳しいよね
でもコレも大丈夫!こんな制度もあるから
高額療養費制度の多数該当
1年(直近12ヵ月)の間、同一世帯で3ヵ月以上高額療養費に該当した場合には、4ヵ月目からは自己負担限度額が下表の金額に引き下げされます。
ともに「ホンダ健康保険組合」より抜粋
日本の保険は手厚いね~
44400円ぐらいだったら(自分の場合)何とかなりそうだもん
さらに社会保険の人だったら、加入している健保組合によっては「付加給付」なるものがあるそうで、さらに負担が減る場合もあるみたい!
健保組合の付加給付とは
付加給付制度とは、大手企業などの健康保険組合において、1ヶ月間の医療費の自己負担限度額決めておき、限度額を超過した費用を払い戻す制度のことを言います。 国民健康保険の高額療養費制度による払い戻しに、さらに上乗せして独自に「付加給付」を行っているということになります。
価格ドットコムより抜粋
具体的に言うと、前述のホンダ健康保険組合の場合だと、実質の負担は20000円になるそう
「ホンダ健康保険組合」より転載
ということで、自分の会社の健保を調べてみると・・・
ありました!
それもホンダと全く同じ内容で!
ということでボクの場合も実質負担額は20000円で済みそう
(人-ω-‘)。o.゚。★ありがたや~
と、まあ
とりあえず医療費については「一安心」感じなのだけど、ちょっとだけ不安材料も・・・
差額ベッド代という落とし穴
落とし穴って言い方は少し酷いかな
でもね、望んで個室等に入る人ならいざ知らず、差額なしの病室を希望しても一杯で入れない場合なんかは、いくら医療費が標準診療の保険内で収まっても、かなりの金額を追加で払わなければいけなくなるんだよね
ただ、これは金儲けを考える病院ならいざしらず、大学の附属病院みたいところで「医療の質」なんて事を考えると、しょうがないのかなと思うトコロもあるんだけどさ
ま、この辺は後日あらためて書こうかな
そうそう、検査は順調に進んでます
「もっとまとめれば少ない日数で済むんじゃ?」
なんて思うこともあるけど、最近ずっと忙しかったからね
良い骨休めと考え、読書や映画・ドラマ・アニメ等々をゆっくり楽しみ、悪い妄想を(笑)更にいろいろ頭の中で巡らせていたりしまます(;^_^A アセアセ・・・
それにしても冒頭に言った「五分がゆ」、なんとかなんないかなぁ
おかず類も低残渣食なる内容で味気ないものばかりだし
おかずはともかく、粥がダメなんだよなぁ(泣)
コメント
コメント一覧 (14件)
病室からまでありがとうございます。しばらく読むことはないとあきらめていましたが・・・。渾身のレポート、参考になります。
おかゆですか・・・。すみません。不謹慎ですが噴き出してしまいました。
「う~~ん、それは勘弁」ですよね。一日も早く戻られて、「悪い妄想が」が実現することを願っています。バイクは何を購入されるのかな?ラリーも造りが最高とは言えませんが、魅力的なバイクですよ。(悪い誘い・・・)
■星好き教員さん
こんにちは!
>渾身のレポート・・・
いやいや、恥ずかしいから止めてください
今週はただの検査入院なんですから(笑)
おかゆは、じわじわと飽きてくるんですよ
最初のうちは良かったけど、そのうち嫌悪感を抱くまでに
(;^_^A アセアセ・・・
でも、今日病院内のローソンで色々物色し、こそっと「さけ茶漬け」を買ってきたので何とかなるかな?
悪い妄想「バイク編」はどうでしょうね~
ラリー、お金があったら欲しいかもなんですが、なぜか派手なバイクに抵抗があって(笑)
今の筆頭はv-strom250の発売で、更に在庫がダブつくであろうGSR250/S/辺りかな
オプション付きの中古を安く、近くのスズキワールドで買おうと思ってます
ま、少ししたら違うこと言ってるかもですが(^^;
こんにちは
検査と言えども続けば体力の消耗も食欲も常人と
変わらないと思います。
特にKENさんの体格考えれば画像の食事内容では
可哀想!出来れば生ビールが欲しいところでしょう^_^
当分アルコールは我慢して日々の検査をこなして下さい。
■テナーさん
こんばんは!
食事内容、図体ばかりデカいリアルKEN(笑)を見たことのあるテナーさんが見たら「雀の涙」みたいな感じですよね
まあでも最近はダイエットしてたので、ちょうどいいっちゃ、いいかなと
投稿には書きませんでしたが、恋しいのはやっぱ酒ですよ酒
多分ココ20年、いやもっとかな?一週間も酒を飲まなかった日はなかったんじゃないかと
生ビールのみてぇ~!焼酎のみてぇ~!ホッピーのみてぇ~!
退院の帰りは絶対呑みに行こう!
やっぱり組合健保は別格ですね。私は今までずっと協会けんぽなもので(*´Д`*)
KENさんの投稿読んでて組合健保の会社に転職したいって切実に思いました。
おひとりさまには入院費って切実ですものね。誰にも頼れないですし。
あと4日ほどですがダイエットがてら悪い妄想に耽って下さい。
■れんさん
こんにちは!
今日、明日の昼まで検査のため禁食中のKENです
多分かなり痩せてるはず!(*^-^)ニコ
今になって思うけど、今の会社で発症して本当に良かったと
もし人生の坂道を転げ落ちていた期間(笑)にガンになっていたら、治療の前に死んでたかも
(;^_^A アセアセ・・・
調べてみたら病欠にしても、かなりの期間75%分の給料が支給されるみたいですし
とりあえず金銭面の心配は、深く考えなくてもよさそうです
そうそう。事前申請は知らなかったですが、これ「世帯」負担なのが驚きですよ。まぁお一人様にはあまり関係ないんですが、夫婦で入院しても2人で負担が44、400円なんですよね。パンフ見ても信じられなかったので、わざわざ市役所まで行って確認しました。
あともう一つメリットが。医療費控除ですね。まぁ当たり前っていえばそうなんですが。ちなみに差額ベット代が「医療機関の都合」で差額ベット以外の選択肢がない場合は、差額ベット代も医療費控除の対象にできるんです。証跡の領収書にメモをつけておけばOK。4月くらいに所得税が、6月からの住民税もお安くなります。まぁ、国の財政も天国に行くわけですわ。しかし誰も反対しないのも頷けるほどイタレリ尽せり。困った時の医療社会保障制度なんですよね。
もっともそのせいで、入院やリハなどを抑える「医療費最適化(削減だろボケ)」なる制度があって、強制的に追い出される圧力が随分とかかってきます。そこは抵抗していかないといけないんでが、抵抗にも限界があり、「適切な医療を受けたい・・(妖怪人間ベム)」みたいな感じになるんですよね(特に高齢者のレッテルが貼られると)。まぁ、財政の実態を見ると致し方なし、という感じなんですけどねぇ(ちなみに母の場合はそのせいで白内障と骨粗しょう症が進行してしまいましたとさ)。
なお、認知系でこの仲間に入るには制度を回してくれる人がいないと弾き出されかねないというが問題なんですが、ここはまた地域包括ケアシステムなるものがあり、地域包括支援センターがあるんですが、本人や家族が相談しなければダメなんですが、さらに民生委員ってのがいて75歳以上については、これに組み込む努力をしてくれたりします(この民生委員が真面目であれば)。
まぁ、直面しないとなかなか知り得ないすよねぇ。
■モバ造さん
そうなんです
自分も調べながら思ったんですが、世帯なんですよね
実は差額ベッドの事を調べてたら、医療費控除の件も出てきて
「へぇ、そうなんだ!」
的な感じで、日々いろいろと調べております
(22日からの手術入院は分かりませんが、今は空いていないという理由で4人部屋なのに7560円/日と言う部屋なので)
それでもまあ、日本の入用制度は至れり尽くせりな感じですね
余裕がなければ、高額な医療保険は不要ではないとかと思えるほど
(それでも入っていた方が、いざと言うときは気持ちが楽そうですが)
ただガンの場合、代替治療は保険適用外ですからね
まだステージが何処までかは知らされていないのですが、今後の事を思うと一抹の不安は感じます
まあ、そこまで国に求めるってのは少々酷でしょうけど
それにしても今回こういう事態になり色々調べ、いろんな事が分かったので、それはそれで良かったかと
がん保険は入らなくても何とかなるということで、小生も解約しました。
保険代を払わない代わりに積み立てしていますよ。
差額ベッドを仕方なく使わなければならないのですか。望んでいないなら
なにか救済策がないのだろうか・・・。
■ヤマボウシさん
こんばんは!
いつもコメントを入れる事はありませんが、写真に癒やされてます(*^-^)ニコ
がん保険、今まで全く来にしてなくて、当初は「入っておけば良かったな」と思いましたが、よくよく調べてみると微妙ですね
まあ、こういったモノは性格もあるとは思いますが^^;
石橋を叩いて渡るような人は加入しないと不安でしょうし、ボクみたいに行き当たりばったりな人には「必須」と言うほどでは無いかなと
差額ベッド、これは私立の大学病院系は仕方が無いかなと思っています
もの凄く手厚い看護に、最先端の医療
何処かで収入が無ければ成り立たないのではと感じました
もし、今回の事が事前に分かっていて調べる余裕があれば都立で評判の良い病院はあったんですけどね
まあ、なかなか医療負担の問題は難しいと感じます
未承認薬の民間保険に入っていても余り申請がないのが実情らしいです。というのも、一度何百万か実費を払ってから保険を申請するので初めの支払いが難しくて諦める場合も多いとか。
健康保険での治療は、エビデンスの確立したガイドラインに基づくので、捨てたもんじゃないというか、王道ですね〜。PET-CTも有効な分子標的薬も保険提要なので保険の選択の範囲はかなり広いです。
あえて言えば、関西空港の側で、余り認められていないけど侵襲性が低く、血管遮断で縮小に持っていく適用外治療が有るみたいですけど、単発で縮小しない場合ですかね。まぁ、まずは保険内ですね。
■mobazouさん
こんばんは!
あれ?英語表記に戻った?(笑)
未承認薬、そうなんですね~
一度何百万円・・・(ヾノ・ω・`)ムリムリ
ま、当然「世の中金!」的な部分は多少はありますよね
結局自分も検査の結果、早期ガンではなかったので、これから少し調べないといけないんですけど
ま、保険の効かない代替治療を受けることは、まずないと思いますが(てか無理?笑)
じゃあ標準治療の中から何を選択していくか・・・
あぁ、なんか面倒くさい
医者任せで良いかな~・・・なんて
(;^_^A アセアセ・・・
なんかPCとスマホで名前が違うみたいす・・・w
そーですかぁ。まず原発や転移を見極めて切るところからですかね。生活に影響が出ないように、かつ残さないように切る。ここは外科医の腕ですが、放射線とのセットの組み合わせもあり、生活もあるのでどうするかは医者と相談して決めて行った方がいいと思います。
次に転移部の縮小や予防のための抗がん剤ですね。何を選択するかは、吐き気などの副作用もあり、様子を見ながらですね。自分なんか吐き気が強いので自身ないすよ。状況を見ながらの選択になるので、ガイドラインを見て選択肢は頭に入れておいた方がいいかもです。
定期検査はPET-CTを希望してその病院で検査した方がいいですね。1回3万円。病院がPET-CTを持っていない病院の場合はややこしくなりそう。ガイドラインの頻度によりますが、希望で短くするのも良さそうです。そもそも検査入院でPET-CTやってない場合は早めに検査した方がいいかも。あとは一時的な人工肛門の造設と再手術とかあるとかないとか。
人間の体は以外と複雑で思いもかけない副作用があるので、何かをしたら何が起こるかは気をつけないとです。何かおかしかったら確認する。母の場合、圧迫骨折が起こったのですが、良かれとした外出やリハが影響したかもです。この良かれとしてやったことが悪い結果を招くかもというのが厄介です。
圧迫骨折が見つかったのも、ちょっとした体の傾きの変化とか痛みだったりで、誰も変化は気づきはするものの原因まで思いが及びません。専門の違う医者を3つ使い、段階的に切り分けて行き、確定しました。医者も専門があるので、専門外には全く意識はいかないです。医者を使い分けるのはこちら側の範囲なのでうまく使わないとです。
あと、細かいことも無視されがちです。母親の場合は、骨粗しょう症でビタミンDの処方を受けていたのは知っており、病院に伝えたのですが、無視され続けました。また薬をバリバリかむので歯科検診や薬の粉砕なども希望していましたが、対応されたりされなかったり。結果最近になって背骨の圧迫骨折が発覚したり、歯が壊れて抜けたり増しました。窓口は面倒でも医者にして、あと医者がいい加減な場合あるんですよねぇ。忙しいとかいう医者や病院はやめた方がいいかも。自分でマネジメントしないという感じかもです。医師も看護師もあくまでも仕事でしかないので、細部に行き届かないところがどうしてもあり、うるさくしていると嫌がられたり、人間関係や、制度の限界など、ほんと難しいです。
あと自己免疫や生活習慣の範囲もあるので、そこは医療の範囲外ですかねぇ。そこらへんの自己管理そがストレスになっちゃうとかもあるし(自分はその状態で血圧が下がらず、やる気思ったように出ないので、ちょっと鬱気味かもです・・)、最善を尽くしたいところでも、ほんと色々ありますわ・・・
全体のバランスとってうまくやらないとという感じですかねぇ。
■モバ造さん
こんにちは!
色々アドバイスありがとうございます!
肛門はスッパリと諦めて取ることにしました
排便障害なんかを気にしながら生活するぐらいなら、ストーマを付けたオストメイト(最近この言葉を知りました 笑)になった方が色々と楽かなと
ただ、手術後の抗がん剤治療については、これから要検討ですね
自分も吐き気なんてものが、常にあるのは嫌だし
今は抗がん剤そのものの必要性なんてものも叫ばれてますしね
自分で情報を取捨選択し、諦めないまでも、あまりカラダに負担が掛からないような治療が出来れば良いのですが
まあ、あまりオカルトな方向には進まないよう注意します(笑)