昨日の水回りに続き、GWにもかかわらず朝から大掃除の続きをするKEN
ただね~、あまりに気持ちよさそうな空に負け・・・
クロスカブに乗って散歩?がてら国立天文台の三鷹キャンパスへ行ってきた!
(※昨日ブログを書きながら寝落ちしたので「おととい」の内容です^^;)
国立天文台「三鷹」一般公開を見学!
ボクが受講している「大人天文クラブ」の講師である内藤先生が勤めている国立天文台の三鷹キャンパス
先生から「一般に公開しているよ」って話し聞き、「いつかは行こう!」なんて思ってたんだけど、今まで行かずじまいだった
でもって今日
朝から掃除をしながら「良い天気だな~」なんて思っていたのだけど
あまりに気持ちよさそうな空を眺めていたら急に出掛けたくなってしまって・・・
ただ、本日はGW真っ只中
ちょっと高速道路の情報をみたけど、どこも大渋滞
かと言って下道も、おとといの秩父の様子を見ると混んでそうだし
と、ココで数日前に、こんなTweetを見たことを思い出し
【三鷹キャンパス施設公開】#国立天文台 三鷹キャンパスは午前10時から午後5時まで、指定された見学コース内での自由見学が可能です。晴れていれば第一赤道儀室で太陽黒点の観察会も行なっています(開催日程はウェブサイトをご確認ください) https://t.co/3xAKdU20rx pic.twitter.com/f0SZUbvE4o
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2018年4月26日
ちょっと調べてみたら、Tweetの中にある「第一赤道儀室での太陽黒点の観察会」もやってるじゃない
と言うことで?、国立天文台の「三鷹キャンパス」に行ってきた!
GoogleMapで調べてみると、案外近いんだよね
さいたま市の自宅から下道で約1時間
と言うことで、今日はクロスカブに乗って国立天文台へ
とうちゃ~く
バイクは門の先に見える駐輪場に無料で駐車可能だよ
公共機関でのアクセスや、車で行く人はコチラをみてね
右側にある守衛所で見学の受付を済ませたら、いざ施設の中へ!
施設内はこんな感じになっていて、水色の通路部分が見学可能エリア
国立天文「三鷹」第一赤道儀室
まずは受付を入って左に行き、最初にある建物「第一赤道儀室」へ
あ、ちなみに見学者は写真に写っている丸い「VISITORワッペン」を見えやすいトコロに貼り付けなければいけない事になってるよ
第一赤道儀室、中に入りま~す
おぉッ!
焦点距離の長そうな屈折望遠鏡だね~
写真に写っていないけど下の方では実際の太陽の像が投射されており、黒点の様子を見ることが出来るのだけれど・・・
残念!本日は黒点無しとのこと
|||(-_-;)||||||どよ~ん
黒点があれば、こんな感じに観測できるらしい
黒点が見れなかったのは残念だったけど・・・
この望遠鏡スゴい!
1927年カール・ツァイス社製の20cm屈折望遠鏡
90年前の望遠鏡だよ!
でもって赤道儀の天体を追尾するギミックが素敵
写真には取り忘れたけど、本体右にあるハンドルを回すと本体内の下にある「おもり」が巻き上がり、その落下の力で約90分間動いているそうな
写真じゃ分からないよね~
てなわけで、次の観覧者がいる中ちょっとだけ動画で撮ってみた
どうよ、この動き!
90年前の天体望遠鏡が、今も電気の力を借りずに動いている様子は、すっげぇ感動するね
あ、ちなみに第一赤道儀室
中に入れるのは基本土日みたいだから、中を見たい人はホームページを確認してみてね
国立天文「三鷹」大赤道儀室 天文台歴史館
第一赤道儀室を出て、太陽系ウォーク(太陽系の距離を140億分の1に縮めた展示)を脇に見ながら
まっすぐ進むと大赤道儀室「天文台歴史館」
1階の入り口を中に入ると
ん?なんかの台だけ?
実は望遠鏡本体は、この上
写真上に見えるエレベーター式の観測床の上にあるのだ
2階部分?観測床の上にある65cm屈折望遠鏡本体
ど~ん!
写真だと大きさ伝わらないけど、超デカイよコレ
レンズ口径65cm、焦点距離は1021cm(mmじゃないからね)、筒の長さが10m以上あるわけさ
ちなみにこちらもカール・ツァイス社製で、ドームは当時「半球ドーム」を作る技術がなかったから、船底を作る技術を持った造船技師の力を借りて作られたそうな
あとコチラには昔の日本人の作った星図やら
(ん?今と違う?)
堂平天文台の開設当初の写真やら、色々展示されている
他にも「手回し計算機」やら、ガリレオ望遠鏡の完全複製モデルやら・・・
あまりココで見せちゃうの何だから、大赤道儀室はコレぐらいにしておこうね^^;
そうそう大赤道儀室の手前を左に入ると、塔全体が望遠鏡の筒の役目を果たしている「アインシュタイン塔」が
中には入れないけど、仕組みの様子はYouTubeで確認出来るよ
あと大赤道儀室の隣には「4D2Uシアター」なる建物があって、第1土曜日・第2土曜日・第3土曜日に上映があるのだけれど、これは事前申し込みが必要なので興味がある人は前もって申し込みをしてみてね
で、ココまで書いて再度思った
「なにからなにまで説明してしまっては、行った人がツマないんじゃね!?」
なんて
こういった展示施設は、やっぱ詳しく書いてしまったら面白さ半減だよね
(;^_^A アセアセ・・・
と言うことでココからは気になった所だけピックアップしていくので、あとは自分で確かめに行ってみてね!
(なんて他人任せな・・・笑)
国立天文「三鷹」その他見どころ(笑)
「4D2Uシアター」のお隣り、展示室入り口にあるTMT望遠鏡のミラーの一部!
ドームと台形の入り口が特徴的な「ゴーチェ子午環室」
一番奥にある天文機器資料館と、その中にある自動光電子子午環
最後端折ってしまったけど、ちょっとでも宇宙に興味がある人は無料だし都心からも近いので、是非一度覗いてみてね
以上、国立天文台三鷹キャンパスへのカブ散歩の様子でした~
(結局掃除の続きはやらずじまい・・・^^;)
でもって今日は・・・
手術後初めての長距離「ぎこぎこ」
(と言っても40km ぐらいだけど)気持ち良かったけど疲れた~
西武線で輪行帰宅!! pic.twitter.com/rlAwJQb9eQ— ぎこぎこKEN (@gikogiko_KEN) 2018年5月5日
コメント
コメント一覧 (21件)
30mすかぁ。昔は地上でそんな光学望遠鏡作れなかったし、作っても意味なかったけど、隔世の感がありますねえ。せっかくなら遠隔で見れるとか、せめてビデオでもみたらいいのにねぇ…
ちなみにアインシュタイン塔は「結局確かめられなかったのかよ」と突っ込んでましたよwww
〉みたら
=>みせたら
■モバ造さん
30m、夢がありますよね~
TMT望遠鏡で採用される補償光学系は、最新の技術が用いられれているらしいので、きっと素晴らしい像をみせてくれるのではないかと
>せっかくなら遠隔で見れるとか、せめてビデオでもみたらいいのにねぇ…
そんなモバ造さんには「HSCビューア」がオススメ
出掛けなくても観測してるつもりになれるかも(笑)
出た!65cmの巨大屈折望遠鏡!!
私がこれまでに見た最大の望遠鏡は25cmの屈折望遠鏡。この倍以上の口径ですものねー。
宇宙物理の研究やってた時には(自分の分野と関係の無い)天文台の機材には興味が湧かなかったくせに、最近無性に興味が。・・・こりゃ、いつか見に行かなきゃ!
■あぷらなーとさん
こんばんは!
65cm、巨大ですよね~
コチラは宇宙(そら)を覗き見ることは出来ませんが、京都には現役の65cm屈折望遠鏡があるみたいです
大きな望遠鏡はみな反射式なので、貴重な存在なのでしょう
>宇宙物理の研究やってた時には・・・
うわぁ、あぷらなーとさん本職だったんですか!
(大学時代かな)
大きな望遠鏡、買うのはムリなので
天文台の望遠鏡が使えるよう、講座を受けようと思ってます(*^-^)ニコ
えへへ。『本職』だなんて恥ずかしいですよー。一応大学院時代はガンマ線や陽子線をとらえる望遠鏡を使って海外(アンデスのてっぺん)などで宇宙線研究してましたが、物理系なので天体系とは少しズレてましたねぇ。教授もオリオン座の位置すら知らなかったし、まあニッチな領域です♪
※ちなみに、天文趣味の領域は、こっそり『本物』の本職さんが潜入してたりするので油断なりません。私もあんまり変なこと書かないように気をつけなきゃ(笑)。
そうそう、ツイッターの方もフォローさんくすです。今のところ試運転なので、いつ凍結するやもしれませんが(笑)よろしくです♪
アンデス 萌え〜
■モバ造さん
萌えますなぁ、アンデス(笑)
■あぷらなーとさん
うわぁ、あぷらなーとさん、マジモンだ!
アンデスのてっぺんということは、今のアルマのあたりでしょうか
にしても凄いなぁ
きっと「あぷらなーとさん」だったら、先日コメントもいただいた「粒をさぐる・粒でえがく宇宙」の講演会とか、ばっちり理解出来んだろうなぁ
羨望の眼差し!
(凄´・∀・b)。o○[ 。*゚ゃっぱ尊敬゚+。*゚]
宇宙への思いの馳せ度合では負けない、と思いながらも、レベル感には随分差があるなぁと実感。
■薪ストーブさん
こんばんは!
何言ってるんですか
「宇宙に思いを馳せる」のにレベルも何もありません
小学生が星空を見上げるのも、学者さんが宇宙線を研究するのも一緒です
自分の好きに楽しめばOK!(o^∇^o)ノ
私が行ってたのはボリビアなので、アルマのチリと近いですね。標高はもっと高いですが。
ただ現場は、酸素欠乏、放射線被爆、各種感染症、武装した輩、などなどとの過酷な戦いの中での観測ですから、よほど研究好きで気合いと体力がないとキツいと感じました。無論、面白かったですが。
この辺、所属機関の研究資金の豊富さ如何で明暗が分かれますねぇ。
■あぷらなーとさん
こんばんは!
ボリビア、調べてみたら宇宙線観測所なるものがあるのですね
(チャカルタヤ山かな?)
いやぁ、やっぱ凄いな~
これ、まさに尊敬の眼差しです(笑)
ボクには到底伺いしれない世界だけど、やっぱり面白いのでしょうね
なんか「100均パワーで宇宙線」シリーズも納得です
あ、捜査早ーい。
ビンゴです。
ちなみに必需品は、酸素ボンベ、コカの葉、銃、でした(汗)。
■あぷらなーとさん
>ビンゴです
やはりそうでしたか
しかしまあ、必需品はなかなかのモノですね
酸素ボンベと銃は分かるものの(とは言え銃はびっくりだけど)、「コカの葉」とは・・・
「吸わなきゃやってらんねー」みたいな?(笑)
コカの葉っぱを煎じて飲む「マテ・デ・コカ」が高山病の特効薬とされてて、結構日常的に飲むんですよー(かなり不味いんだけど)。それで効かなかったら、チューインガムみたいに葉っぱを噛み噛みします。現地人曰く『力とやる気』が湧いてくるんだそうで(笑)。
数ヶ月の研究生活が終わって帰国した瞬間に成田空港でカレーライス食ったら(そのあまりの旨さに)ポロポロ泣いちゃったのは、ここだけの話。「ウユニ塩湖に観光」とか流行ってるみたいですが、「あんなのボリビアじゃない!」って思っちゃいます。
でも、研究所を夜警しながら見上げる「ギラギラ輝くマゼラン雲」は超絶キレイでしたよー。
■あぷらなーとさん
こんばんは!
コカの葉っぱ、高山病に効くんですね~
とりあえず麻薬的な使用ではないことに安心、安心
(当たり前ですよね)
ま「力とやる気」はちょっと怖いけど(笑)
「ギラギラ輝くマゼラン雲」、一回でよいから見てみたいなぁ
以前居酒屋で、アフリカに仕事で行っていた人にも聞いたことがあるのですが、「怖いぐらい」な星空だったと
まあコレも願望だけでは終わらせないつもりですけどね
「ギラギラ輝くマゼラン雲」、自分も見に行きます!
あ、もしも「万が一」5000m超級のアンデス山系に長期お出かけの際には、あと4つ必需品があったのを思い出しました。
(私が第1号生として特攻した後、我が研究室の伝統として受け継がれてた文化です)
①リップクリーム
恐ろしく湿度が低いので、日系人の場合、あっという間に唇がひび割れて血まみれになります。
②育毛剤
恐ろしく○○が○○くて○○○が○いので2週間程度で髪の毛がゴッソリと抜け落ちます。
伏せ字のヒント(語群)正解が2パターン作れます。暇つぶしにどうぞ(笑)
[素・能・酸・放・事・射・現・高・地・食・人・怖・う・ま・す・ず]
※諸般の事情で正解は公開できません。
③正露丸
首都部に降りても標高4000m級で、水道の水が「緑色」だったりして、1滴でも生水を口に入れるとバッタリいきます。
④体力
通常の日系人が5000m超級に長期滞在するのはキツいので、私は出国前に1年ほど毎日5~15kmのランニングトレーニングを(できるだけ息継ぎ回数を減らす呼吸法で)継続してから突撃しました。
宇宙物理の研究といっても現場はこんなもん。信じるか信じないかは・・・わはは。
ここまで言っても、この世界を目指す酔狂な教え子達が定期的に出てくるんだからなあ、もう。
■あぷらなーとさん
こんばんは!
あぷらなーとさん出題のクイズのため、三日三晩ブログも仕事も手が付かなかったKENでございます!
(ウソ、いやホント 笑)
観測所、いくら5000mとは言え恐ろしい世界ですね
高地トレーニングを続ける、マラソン選手のようなストイックさも必要とは
>信じるか信じないかは・・・
いや、もう100%信じてますよ!
しかしなんだ、事情は色々あるとは思いますが、ボクなんかからしたら「ココまで打ち込んでいたのに天文学者にはなれないのか?」みたいに感じてしまいます
きっと、それ以上に「宇宙に思いを馳せる人たち」が沢山いるのでしょうね
そうそう肝心な答え
恐ろしく○○が○○くて○○○が○いので2週間程度で髪の毛がゴッソリと抜け落ちます。
恐ろしく酸素がうすくて放射能が高いので2週間程度で髪の毛がゴッソリと抜け落ちます。
恐ろしく食事がまずくて現地人が怖いので2週間程度で髪の毛がゴッソリと抜け落ちます。
o(`・ω´・+o) ドヤ!(笑)
え、違う・・・^^;
お、お見事!
一応、ネタだということにしておいてください。
学者への道断念は、家庭の事情と、基礎学力不足、と言うことで(笑)
■あぷらなーとさん
遅レス申し訳ない!
でも>お、お見事!
アザーッス
基礎学力は謙遜でしょうけど、やっぱり色々ありますよね