5月5日(日)晴れ
ゴールデンウイーク後半
出遅れたボクは、やっと宿の予約が取れた5日、6日の2日間で日本海へ向けて出掛けてきた
初日前半は新潟県の直江津から糸魚川まで延びる上越糸魚川自転車道線(久比岐自転車道)をぎこぎこ
大宮から上越新幹線に乗り込み越後湯沢へ向かう
上越新幹線の「MAXとき」は2階建て、予約時に気にしてなかったので取った席は1階
上越新幹線での輪行は初めてだったけど、自転車を置くスペースは十分
ただ1階は景色が望めないのね
約50分ほどで山合の駅越後湯沢へ到着、ココで北越急行の「はくたか」に乗り換え
「はくたか」は「ほくほく線」という第三セクターのの路線を通り、日本海に出て金沢、福井まで走っている特急電車
えきねっとからの予約では座席指定できなくて真ん中らへんの座席、自転車を置く座席裏の定位置には他の荷物があったのでDashは通路の手摺に固定した
こういった時のために100円ショップなんかで予備のベルクロを持っておくと便利だね
越後湯沢からも約50分ちょっと、大宮から2時間掛からずに久比岐自転車道の起点直江津に到着
北陸って遠いイメージだったけど近いんだなぁ
掛かる金額は別として、千葉の外房に行くより早く着いてしまうんだもんな
さて高校生以来の日本海へ向けて出発しますか
今日のルートはこちら
より大きな地図で 久比岐自転車道ぎこぎこ を表示
※ルートラボのデータを使ったスマホナビはこちら
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直江津の駅から10分ぐらい走るとソコは日本海
30年振りだぞぉォォ日本海!
左手には雪をかぶった山々が遠くに見える
海沿いの県道を少し進み国道8号と合流すると、ソコが久比岐自転車道の起点
国道沿いの歩道部分を日本海を眺めながら進んでいく
正直、眺めは良いんだけど「え~、このまま車道と並行したルートなのかなぁ」なんて思いながら走っていたら、自転車道は国道から少し山側に離れ別ルートで進んで行くようになる
帰ってきてから調べて分かったんだけど、この自転車道は元々汽車が走っていた廃線跡らしいね
前回のりんりんロードや太平洋岸自転車道の御前崎からの区間でも分かる通り廃線跡を利用したコースは平坦で広いので凄く走りやすい
にしても今日も天気は良いなぁ
山も良いけど、海沿いを風を切りながら走るのもホント気持ち良い
このルートの特徴は、海沿いにせり出した山のふもとを走る廃線跡だからトンネルが多いことだね
照明は整備されているから、暗くて恐いなんて事は全然無い
トンネルに入ると、ひんやりとした空気に変わるのが体感できるから、夏なんかは良いかもね
廃線跡だから家の庭先や裏手を縫うように進んでいく
写真を見ても分かる通り全体的に整備が行き届いている感じですごく走りやすい
案内板も所々にあって、内容も詳しい
それにしても日本海、心なしか太平洋とは海の色が違うように感じる
雪解け水の影響なのかな?
太平洋が青とすると、日本海は緑
緑と言っても新緑のグリーンではなく限りなく青に近いエメラルドグリーンって感じ
ココらへん、写真だけを見ると気持ち良さげに走っているようだけど、実は向かい風でハァハァしてたりする(笑)
所々に桜らしきものも咲いていたね
木を見ると桜っぽいんだけど花は少しキツイピンクや赤と言った感じ
ホントに桜?
この先海側に見える集落は寄り添うようにピッタリと建っていて、3階であったり隣と変な繋がり方をしていたりと見ていて面白い
外壁に杉板張りが多いのも特徴なんだけど、雪に強いとか何か理由があるのかな?
道の駅「能生」の手前にある「トットコ岩」
「トットコ」とは鶏のこと
確かにトサカとくちばしが見て取れ、何かをつついているように見えるね
休憩ポイントにピッタリであろう道の駅「能生」
ゴールデンウイークらしく車と人でごった返していたのでボクはスルー
能生の街なかをはしる能生川の橋の上から
この久比岐自転車道、実は他の自転車乗りの人達がゴールデンウイークだというのにほとんど居ない
同じ方面に走るクロス乗りの人が二人いただけで、ロードの人とは全く会わなかった
人気ないのかな?
一番走っていたのは、この方達!
おばちゃま素敵です(笑)
冗談抜きで、この自転車道で一番見かけたのは、この電動三輪車?に乗ったおばあちゃん達
農作業の格好をしたおばあちゃんから、写真の様に買い物帰りな感じのおばあちゃんまで、全部で10台以上すれ違ったり、追い抜いたりしたんじゃないかな
新潟で流行中なのかな?
能生の街なかを進むと
また海沿いの道へ
山の名前は分からないけど、正面に雪をかぶった高そうな山が見えてきて
少し進んだ早川と言う川を渡る手前にあるローソンの所で自転車道は終わる
早川に掛かる橋から山側を見ると、これまた良い景色
とココまで来て橋の上で初めてこれから先を考える
しんきろう自転車道まで、このまま走ってしまおうかと思ったけど向かい風にやられて結構体力は消耗
調べて見ると「しんきろう自転車道」の整備区間は黒部かららしいので電車でショートカットすることにした
で、スマホで近くの梶屋敷駅から黒部までの電車を調べて見ると発車は3分後で、その後1時間無し
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
どう考えても間に合わないので糸魚川でお昼を食べて電車に乗ることに
先ほどの終点からは一般道を糸魚川駅までぎこぎこ
電車の中からも気になったんだけど、ココらへんの道は全体的に錆びたように赤茶っぽく染まっている
道路の真ん中に通っている融雪剤?の影響なのかな?
巣は見つけられなかったけど、つばめがだいぶ飛び回っていたね
きっと繁殖期なんだろうな(ちょこちょこと動くのでキレイにとれていない)
糸魚川駅に到着!
ん?巨大な建物は何?
黒部に向かう車内でググってみたら、なんと来年には北陸新幹線が開業するんだね
既設の駅の向こうにあった建築中の真新しい建物は新幹線の糸魚川駅だそうな
来年はさらに北陸が身近になるんだねぇ
ただ、残念なことに上越新幹線と富山、金沢を結ぶボクが乗ってきた「はくたか」は、開業と同時に姿を消すらしい(ボクは乗り鉄ではないけど、無くなる前に乗れて良かった)
一日目前半、久比岐自転車道ぎこぎこはココでしゅうりょ~う
腹ごしらえをしたボクは「しんきろう自転車道」を走るべく電車で黒部に向かうのであった
いやぁ、北陸もよい!遠くの土地を走れるのも輪行ならでは ⇒ 自転車ブログ 輪行Blog集へ
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