前々回の投稿で写真を載せた「理想のポタ赤」
コレをつくる「ほんまか」さんは同じ埼玉県内の方で、今回試作品ながら実際に動く状態を見せていただけるとの事だったので見に行ってきた!
埼玉県内のとある某所・・・心待ちにしているその赤道儀はあった!
って、なんの番組だよ(笑)
凄いねぇ
まさに「THE精密機械!」
むか~し、むか~し触った事があるとは言え、うん十年ぶりの赤道儀
奥に置いてある、それでも小型とされるGP2赤道儀を見ながら「こんなに大きかったんだっけ」
なんて
指定された座標に向かって「ウィーン」と言うモーター音と共に自動導入されていく赤道儀
見慣れた人には、なんてことない動きなんだろうけど、初めて見るボクは感動!
事前にプログラムをしておけば、狙った座標に自動導入、指定した秒数・枚数を自動で撮影したら、次の撮影対象にコレまた自動で導入
写真の望遠鏡の横にあるガイドカメラを利用してのオートガイドも、PC要らずのスタンドアローン型
積載に制限のあるバイクでの星見にまさにぴったり
それに、アストロトレーサーで天体写真を撮り始めて気付いたんだけど、撮りたい対象をカメラの視野内に導入するのって凄く面倒
ボクみたいな初心者にとっては、自動導入はホントに便利な機能だと思うんだよね
上の写真には電子極軸望遠鏡なるもののモックアップも
(もう忘れてしまったけど、極軸合わせも大変だからな~)
スマホから操作可能ってのも、今の時代に合っていて素晴らしいと思うんだ
理想のポタ赤「SS-oneポータブル赤道儀」の仕様は下記の通り
本体
大きさ:駆動ユニット部大きさ 130×108× 82
大きさ:直立時 幅229×奥行き108×高さ234(ウエイト除く)
重さ:約5kg(ウエイト除く)
鏡筒取付部:直径80 M8ネジ×2(35mm間隔)
三脚取付部:3/8インチカメラネジ×1 1/4インチカメラネジ×2
極軸望遠鏡内蔵 セレストロン製CG-5用(北斗七星・カシオペア印字) 取付ネジM28
明視野照明LED内蔵 明るさはコントローラで可変
ウエイトシャフト φ20×80 2本付属 ビクセン互換 接続ネジM12
ウエイト 1.5Kgウエイト一個付属 直径90
傾斜スタンド55度
駆動部(両軸とも)
ウォームホイル歯数120枚
モーター バイポーラステッピングモーター(ノンギアード)
減速ギア ウオーム歯数40枚
トータル減速比 1/4800
1/32マイクロステップ駆動
最高導入速度 対恒星時100倍(条件により落とさなければならない場合あり)
コントローラ部
電源:12V
消費電流:1A
●スイッチ類説明
【ON/OFFスイッチ】 電源
【Program/Manualスイッチ】マニュアルモード/プログラムモード切り替え
【Repeatダイヤル】マニュアルモード 撮影枚数設定 プログラムモード プログラム番号設定
【Exposureダイヤル】マニュアルモード 露出時間設定 プログラムモード プログラムステップ設定
【Startボタン】開始
【Pauseボタン】停止/一時停止
【Shutterボタン】マニュアルシャッターボタン
【Stepダイヤル】ステップ微動設定 連続 0.1°0.5°1°5°10°
【十字ボタン】モーターコントロール
【Tel.Wes./Tel.Est】テレスコープイースト/ウエスト切り替え
【High/Low】ガイド速度切り替え
●インターフェース部
【シャッター出力×2】: 2.5mmステレオミニジャック 2本の線をショートさせるタイプのシャッターに対応Canon Nikon アルファ7sなど EOS Kiss系は市販のミニステレオケーブルで直結可能。EOS 5D系は、オプションでケーブルを用意 時間差シャッター(0秒~10秒)対応、フォトMOS-FET出力のためカメラと完全に絶縁。極性の心配なし。
【オードガイド入力】:RJ11コネクタ ST-4互換
【電源/モータ線/明視野照明】:ミニD-sub15ピン
【USBカメラ入力】:USBホストコネクタ スタンドアローンオートガイダー用(リリース時未対応)
【パソコン接続】:RS232C D-sub9ピン
【ビデオカメラ入力】:アナログカメラの対応予定はなし
●無線部(WiFi)
対応デバイス:WiFi搭載パソコン iPhone5以上 Android4.03以上 AndroidタブレットOK、iPadには未対応(対応予定あり)
同時に複数のデバイスへの接続は不可
動作確認済みオートガイダー
QHY-5LⅡ(PHD-Guidingにて)
LodeStar(PHD-Guidingにて)
動作確認済み自動導入ソフト
ステラナビゲーター10
Cartes du Ciel 3.10
SUPER STASR Ⅳ
SkySsfari 4 Pro(スマフォWiFi接続)
多機能&高機能なポータブル赤道儀(小型赤道儀かな)としては唯一無二な「理想のポタ赤」
「ほんまかさん」のブログはこちら⇒「デジタル星野写真撮影記」
早く実際に使ってみたいな~
実は初のキャンプツーリングでの天体写真デビューは「内山牧場」に決めてるんだ
あ~、望遠鏡どうしよう
早くこんな宇宙(そら)が撮りたいなぁ → にほんブログ村 天体写真ブログ集へ
コメント
コメント一覧 (13件)
おお、KENさん後ろ姿うつってるでねーのwww
(露出っ! あちゃ~www)
理想のポタ赤結構ちっちゃくて良さげすねぇ。電子極軸望遠鏡も。
ついでにウォームホイールをステンレスCNC削り出しとかにしてもらえば、4kgとかいけちゃうかもww(妄想中…ww)
■mobazouさん
あっ、やっぱり見ちゃいました?
自分のブログでさえ殆ど姿を晒した事ないのに、こんなところで露出してしまうとは(笑)
理想のポタ赤、自分が大柄なんで小さく見えますが、ポータブルと言うには少し大きいでしょうか
(ま、SWATとかと比較してってことですけど)
でもNC700Xのサイドケースにはすっぽり納まりそうですし、なにより色々なギミックにノックアウトですね
普段のコスパ重視から考えれば「スカメモS」あたりなんでしょうけど
性能って言うより、ホント色々な多機能ぶりに圧倒されてしまって
ブログにも書かれていましたが、残るは鏡筒ですな
こんばんは。
これは格好いいですね、精密機械って雰囲気が痺れます。それに自動導入って、すごく便利ですよ。使い始めると手放せなくなります。
うちのポタ赤はポタ赤というには大き過ぎたので(汗)、週末に幾らか小さく改造してみました。もっとも鏡筒を積むほどの能力はないので、せいぜい100ミリ程度の望遠レンズまでですけどね。
こんにちわん!
メチャ詳しいですね\(◎o◎)/!
アストロトレーサー止まりの私にはチンプンカンプン…(笑
気になるのは、内山牧場キャンプツーリングのワード(^^)b
なんか、こんなんもありましたぜ。お兄さん。
Baader APO 95mm 3.1kg
http://www.baader-planetarium.de/baader-apo-travel-companion/index.htm
なんかドイツ語すかねぇwww(買えそうにないww)
ちな日本語訳はこちらだそうです。
http://www.twitlonger.com/show/na32hp
↑あ、値段が高杉でした。
■さとうさん
コレですね、ホントカッコ良いんです!
制作者の「ほんまかさん」は塗装する気満々でしたけど、ボク個人的にはアルミ地金の今の方が「The精密機械!」って感じで好きなんですよね
自動導入、やっぱり便利ですか
広角~中望遠ぐらいだったら何とか行けそうですけど、それ以上になると探して導入するだけで時間を取られそうですもんね
「うちのポタ赤」
コメントさせてもらいましたけど、全然行けそうじゃないですか
キャンプツーリングで天体観測&撮影
早く実現したいです
こいつは3枚玉アポっすね(どっから探してくんねんwww)
14万円(送料抜き)チューところです。
http://www.apm-telescopes.de/en/telescopes/refracting-telescopes-ota/apochromates/ts-80-mm-f-6-25-fpl-53-triplet-superapo-telescope.html
でも今の狙い目はロシアの天体望遠鏡(ルーブル安)のような気もします(発散中w)
うーん、どうやらそれ(ロシア製)の輸入元が笠井トレーディングなんですねぇ。
ホームページの写真が血の教会っちゅうのが笑った。
たぶん、BLANCA-80EDTって、これの半額で輸入している気が。
http://www.kasai-trading.jp/blanca-80edt.htm
ロシアから直輸入できるといいんだけどなぁ……
■クマっちさん
こんばんわん!
>メチャ詳しいですね\(◎o◎)/!
えっと、引用部分は「ほんまかさん」のブログからのコピーなんで(笑)
でもですね、ほんの半年前から比べたらメチャメチャ詳しくなりましたよ
内山牧場
社会人になってからの今までで、初めて「天の川」ってのを意識させられた場所ですからね
初キャンプで、あの満天の星空
この時は双眼鏡しか持っていなかったのですが、本当に印象に残った忘れられない一夜だったのです
だから機材が揃ったら、まずは内山牧場に行きます!
■mobazouさん
参りました!
mobazouさんの調査力、半端ないじゃないですか!
というか、この調査は純粋にボクの為だけですか?
絶対自分用モードの調査でしょ(笑)
まあこういうのって、ホント調べている時間が楽しいですからね
そう言えば昨日ちょっとショックな事が・・・
仕事の途中にシュミットさんに立ち寄り、本命BKED80を見ていて
事情を話したら店員さん(店長?)が親切にもファインダー抜きの、鏡筒+バンドの重量を計ってくれたら・・・
3.3kgでした
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
>3.3kgでした
>ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
あ~、やっぱり~!! でかい割に軽いと思ったんだよなぁ。でも事前に分かってよかったすねぇ
ちなみにロシア語でぐぐっても小型はあんまりやってないみたいすね… やっぱEDとかフローライトとかにはついていけなかったようなキモします….
そうすると笠井のBLANCA-80EDTすかね。タカハシはタッカイすよw
なんかKYOEIにマイクロフォーカサー仕様のEDTが置いてありますね。ちと高めすけど。
http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/kasai-blanca-80edt-dx.html
PENTAX-M 67 300mm F4 は口径75mmすね。マウントが高いのがアレっすけど。
http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v408669627
それかMead 6000 80mm ED APOか。
http://calamel.jp/go/item/78690524
ステラビューは4kgありそうなので除外すか。
はてさて。
■mobazouさん
いやいや、ホントガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!でしたわ
でも早めに気付いて良かったです
次点のBLANCA-80EDT
作例を見てみると結構周辺収差がはっきりなんですよね
http://clear-skies.at.webry.info/201407/article_5.html
性能はあまり気にしないんですけど、ココまではっきりわかると?
同じく次点のWOstar71
フラットナー要らずで確かに高性能なんでしょうけど、なんか今まで夢見ていた「天体望遠鏡」のイメージに合わないんだよな~
そこで、ですよ
自動車界の「いつかはクラウン」ならぬ、望遠鏡界の「いつかはタカハシ」古ッ!(笑)
確かにお高くて重いし、今の自分には縁のない世界だと思っていたのですが・・・
フッフッフッ
意味深な笑いを残して次回に続く・・・(笑)