痩せている女性=綺麗な女性という風潮

昨日の代休で、本来なら「3連休バンザ~イ」なのだけれど、生憎と休日出勤のKEN。
ちょっと早めに帰ってきて、いつもは見ないニュース番組を見ていたのだけれど、合間に流れるCMを見て気持ち悪くなってしまった
CIMG3420

健康保険組合連合会(けんぽれん)のCM「ダンサー」篇
鎖骨とあばら骨の見えるガリガリな体で踊る有名?なバレエの先生。
ナレーションで語られる
「生きていく事は素敵だ、いつだってタフに踊っていたい」
「元気に歳を重ねる素晴らしさ」
こんな言葉に違和感感じまくりで見ていてムカムカしてしまった。
(決してこの先生やバレエ自体を非難しているわけではない)

前の投稿にも書いたけど、前の彼女は摂食障害という心の病を患っていた。
太ったら負け、痩せてなきゃいけないという強迫観念に常に囚われ続け、食べては吐くという過食嘔吐、下剤の考えられない量の乱用、そして拒食等、普通では考えられない行動を何年も続けていた。
そんな彼女も小さい頃からバレエをやっていた訳だけど、僕はこのバレエも摂食障害の一因だったのではと思っている。
モデルやバレリーナ、女性芸能人に摂食障害の人が多いのは意外に知られていないけど事実だ。
古くは32歳の若さで世を去ったカーペンターズのカレン、日本の有名人では宮沢りえさんや釈由美子さん、ともさかりえさん、宝生舞さん、榎本加奈子さん、フィギアスケートの鈴木明子選手。
海外ではダイアナ妃 やオードリー・ヘップバーン 、ヴィクトリア・ベッカム (ベッカムの奥さん)、アンジェリーナジョリー、最近ではレディ・ガガも告白していたりと数えればキリがない。
最近では痩せ願望が摂食障害の直接の原因とは考えられていないけど、それでも雑誌やTVに何度となく出てくるダイエットについてや、世間の「痩せている女性=綺麗な女性、自分をコントロール出来ている女性、勝ち組」的な見方が、この病のきっかけを作っているように思える。
そんなだから、僕は今でも街ですれ違う異様に痩せている人や、夏でも長袖を着ている人、手首に何かを隠すように色々つけている人を見ると「皆そうなのではないか?」と勝手な想像をして、ブルーな気分になる。
そんなに世の男どもはガリガリに近いような人たちを欲しているのか?
直接の原因ではないにしろ、こういった風潮が蔓延する今の世の中。
何とかならないかな
突然だけどCMを見て昔を思い出し、こんな風に感じたKENでした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)