一人ぼっちの休日

「一人ぼっちの休日」・・・
なんて、すごく重苦しい感じなんだけど実際はそうでもなかったりする。
少し前に「寂しいかと言われれば・・・」にも書いたように、意外にもお一人様を楽しんで?いたりする自分が居るからだ。
「お一人様」と言っても程度?や状況は人それぞれ。
ふるさとを遠く離れ、一人上京し友達も居ないまま働いている人とか、家族も友達も居るのだけれど何となく疎外感みたいなモノを感じて一人で居ることが多かったりする人とか。

ボクの場合、まず家族が居ない。
実際には妻と3人の子供が居たわけだけど、離婚し、その後もボクは人生の坂道を転げ落ちていくばかりだったから、しばらくして子供達とも会うことがなくなり、今でもメールは来るもののボクは返信することもなく、お金だけを振り込んでいる状態だ。
自分の実家もあるのだけれど、離婚の時に絶縁状態になり以来こちらも会うことはないし、当然そんな状態だから親戚付き合いなんてのもあるわけ無く、こういった付き合いは全く無い。
友達も居ないわけではないけれど、会うのは年に数回だし親友と呼べるほどの関係でもない。
ましてや今まで全く縁のなかった、さいたま市に棲み家を移し、コレまた全く縁のなかった都内で働いているものだから、街でばったりなんて事も無く、ホントのホントに「お一人様」の状態だ。
ここまで書くと、引き篭もりがちで暗~く表情の冴えない、悲哀漂うオジ様(笑)って感じでしょ。
でも実際は結構明るく、アクティブに暮らしている。
プチホームレスだった時や、窓のないタコ部屋での派遣だった時、期間工なんて経験を通して分かった事はグチャグチャと頭の中だけで考えないってこと。
自分ていったい・・・」「こんなところ」みたいな事を書いていた時はホント考えるばかりで、それも内容と言ったら後悔や起きてもしない未来に対する漠然とした不安とかがほとんどで、自分で自分の体に鎖を巻きつけガチガチにして動けないようにしているようなものだった。
ボクはいつの間にかとても臆病な人間になっていたらしく、そうやって行動を起こす前から失敗を考えたり、あれこれマイナスなイメージをふくらませ動くことの妨げになっていることが多くなっていたのだ。
でもね、そんな事は実際に行動を起こさない限り決して分からないことだし、大体がソコまで酷くもなることはないし、グチャグチャと考えていたことは杞憂に終わることがほとんどだ。
仮に失敗や挫折をし、無一文になったとしても、体が普通に丈夫なら、人間ホントにお金がなくなって食べるものに困ったりすると、ゴチャゴチャ考える前に何とか生きようと体が勝手に動くようになってるものだ。
今はね、それでも考えてしまうことはあるのだけれど、引きずる事はなくなった。
当然普通の会社に入って普通に働いて、という安定があるからなのかもしれないけど、今までの色々な経験が自分にもたらしてくれた物だと思うようにしている。
そんな一人ぼっちの休日。
今日は雨が降ってくるとのコトなので図書館に本とCDを返しに行きながら彩湖、笹目橋、荒川右岸、羽根倉橋と久しぶりにMASI号でぐるっと一周して帰ってきた。
いつものロケットはエンジン部分の改修中。
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そのうち発射するのかな。
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