ボクが今好きなのは「宇宙(そら)に思いを馳せる」事なんだと実感

こんばんは!

色々と消化不良な毎日だけれど、ちょっと感じた事があったので書いておこうと思う

 

今ボクは「天文部」なんてカテゴリをブログ内に設けるぐらい、「宇宙」に関することにハマっている

バイクでのツーリングや自転車でサイクリングも好きだけど、やっぱり自分が一番ワクワクし興味があるのは天文の世界

 

天文の世界と言っても色々な楽しみ方があると思うんだ

カメラ好きな人は、天の川を広角なレンズで撮る「星景写真」なんてのが好きな人が多そうだし

カメラレンズではなく、星雲や系外銀河を天体望遠鏡で、キレイに、更に肉眼では見えない部分をあぶり出すことを究めようとしている人も居る

 

あとは写真よりも、ドブソニアンや対空双眼鏡、大口径屈折で惑星や星雲星団を自分の眼で楽しむ事に重きを置いた「眼視派」な人

ひたすら太陽の黒点やフレアを観測する人

月にこだわって観測とクレーターを取り続ける人

皆それぞれに自分の好きな分野で、色々な楽しみ方をしている

 

では自分はどうなのかと言うと・・・

「宇宙(そら)に思いを馳せる」事が好きな人

なのかな、なんて

 

ちょっと「思いを馳せる」なんて、こっ恥ずかしい表現だけど(笑)、そんなロマンチックな話ではなく、ただボォっと、とりとめもなく宇宙のことを見聞きすることが好き

 

ボクは正直デジイチ(一眼レフカメラ)自体には、あまり興味が無い

天体写真とカメラは、切っても切り離せいない関係だから「興味が無い」ってのは語弊があるかもしれないけど

前々から言う通り、天体写真以外の日常、旅行やツーリングでのスナップは「デジイチなんて要らない コンデジで充分」と思っているし

正直天体写撮影以外でのカメラの話、解像度やレンズによる違い、ボケ具合、AF精度etc・・・

なんて物に、全く興味がない

(高感度なカメラだけには興味あるけど 笑)

 

かと言って、その肝心な天体写真においても、なぜか必要以上に「素晴らしい写真」なんてものを目指していない自分が居て(人の写真を見るのは大好き^^;)、「数時間の露出」とか、ピントを追い込むとか、コマ収差の少ない鏡筒・レンズなんて部分にも、ゼロではないが究めるために突き詰めようなんて気が、ほとんど無い

いや自分が撮ったモノが、肉眼では見えないようなトコロまで浮かび上がり、鮮明になっていく様は、それはそれで心躍るものがあるのだけれど

どこかで「ちょっと違うかな?」なんて違和感もあったりする

 

で、「宇宙(そら)に思いを馳せる」

 

2年前に初めて受講した「大人天文クラブ」

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先週土曜日に聞きに行った、「東大宇宙線研究所」と「カブリ数物連携宇宙研究機構」の合同講演「粒をさぐる・粒でえがく宇宙」

 

そして今回、再度受講することになった「大人天文クラブ」

 

自分、写真を撮ったり星空をただ眺めるのも好きだけど・・・

どうやらただ「宇宙(そら)に思いを馳せる」時間が好きみたいなんだ

 

ボクは馬鹿で学も無いものだから、詳しいトコロまでは理解出来ないし、難しい数式が出てきても「なんじゃこりゃ?」みたいな感じなのだけど、それでも話の中で「宇宙の深淵」なんてモノが、一瞬でも感じられるとドキドキ・ワクワク、僕の心は宇宙(そら)に向かって、どんどん羽ばたいていくわけ

 

写真や、ただの観望も好きだけど

今自分が一番好きなのは、今まで聞いたことの無いような「宇宙の話し」を聞き、あらたに「宇宙(そら)に思いを馳せる」瞬間だったりするのかもしれない

 

三次元の世界でもあやふやなのに、11次元の世界とか「陽子の崩壊」とか、そんな話を聞いていると高揚感にも似た感情がフツツフと湧いてくるわけなんだよなぁ

 

今回「大人天文クラブ」を再度受講しても、正直前回、前々回と似たような話も多い

それでも話しを聞きながら「宇宙(そら)に思いを馳せる」ことが出来る

別に「宇宙につい学ぼう」なんて高尚?な目的は無いんだ

でも色々な話しを聞き、自分で思いを巡らせていると、なんとも言えない不思議な感覚にとらわれるんだよな

 

そうそう、講座の中でも言っていたけど、4/23は「こと座流星群」だね


Astro Artsより転載

 

休日出勤の代休を入れ込んだけど

流れ星を見ながら「宇宙(そら)に思いを馳せる」事が出来るかなぁ

 

宇宙はどこまで続き、その構造はどうなっているのか?

ブラックホールの先に待っているものは?

宇宙に終わりは有るのか?

 

「宇宙(そら)に思いを馳せる」時間への追求は、まだまだ続きそうだ

 

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • こんにちは。
    「宇宙に思いを馳せる」・・・いいですねぇ・・・。
    天文機材のことはわからないのですが、思いを馳せることは私にもできます。

    宇宙って異次元の話ではなく、実在する(した)「事実」なんですよね。
    「デネブ」「ベガ」「アルタイル」「ブラックホール」「クエーサー」「彗星」、天の川銀河では1秒間に100億回以上回転する物質も確認されたとか。
    ・・まじかで見たらどんな風景が広がっているのか。
    暗闇に点滅する星を見て、その宇宙に気持ちは飛んで行ってしまいます。
    「宇宙に思いを馳せる」という表現がぴったりだと感じます。
    いいですねぇ。

    GWは内山牧場を通過してその先の町に滞在します。
    肉眼ですが、綺麗な星空も楽しんできます。
    「思いを馳せる」には望遠鏡やカメラも不要ですよー。
    肉眼でも問題なし! 視野が広く、宇宙の中にぽつんと立っているような感覚になることができます。(今一瞬馳せてた!)

    いつも楽しいブログ」ありがとうございます。

    • ■空想薪ストーブさん
      こんばんは!
      「宇宙に思いを馳せる」
      なんて言うと格好良いですが、結局は妄想の世界に入ってしまうんですよ(笑)
      薪ストーブさんの言う通り、宇宙戦艦ヤマトやスターウォーズの中の宇宙と違って、僕らが見上げる宇宙は現実の空間ですからね
      (厳密には現実とは言うものの、「今」では無く「過去」の輝きですが)
      叶うことは無いでしょうが、実際にブラックホールに飲み込まれる様子とか、超新星爆発とか、見れたら良いなぁ、なんて

      薪ストーブさんも「思いを馳せる」事が出来ると良いですね
      都会での肉眼で見える星空では「思いを馳せる」にはパワーが足りなくて
      長野?に滞在の際は、ぜひ星空を堪能し、たくさん宇宙に思いを馳せてください(*^-^)ニコ

  • 宇宙に思いを馳せる、良いですね。
    個人的に天体写真には5つのアプローチがあると思っていまして、
     ①記録的アプローチ:突発的な現象を記録に残そう♪
     ②測定的アプローチ:天体の謎に迫ろう♪
     ③芸術的アプローチ:宇宙の美を表現しよう♪
     ④好奇心的アプローチ:不思議な世界を写し撮ろう♪
     ⑤技術的アプローチ:誰も写せない限界に挑戦しよう♪
    ですかねぇ。
    私の場合は、子供の頃に④から始まったわけですが、発端は宇宙に関する書籍やTV番組に触発されて、空を見上げるうちに「ホントにそんな天体あるの?」という好奇心から写真へ傾倒・・・。
    宇宙物理の研究をしていた時期は②に偏っていたけれど、今はまた原点回帰しようとしてます。
    「正しいかどうか」「理解できるかどうか」は別問題として、やっぱ宇宙って夢があると思うんですよねぇ。(あんなことできたら面白そう。こんなの写ったら素敵。的な)

    Kenさんは文才がおありなので、ぜひ、これからも独自の視点で宇宙への思いを語るコラムを展開していってもらいたいと思います♪
    私は・・・「ど変態」路線を堅持して、これからも笑いを提供していきます。

    • ■あぷらなーとさん
      こんばんは!
      天体写真のアプローチ、今のボクは4番かなぁ
      多分子供の頃の天文熱が不完全燃焼だったのでしょうね
      天体望遠鏡が欲しかったにも関わらず買ってもらえず、「じゃあ」とパイレックスから反射鏡を研磨して望遠鏡を作ろうとするも叶わず
      写真の追求は老後九州か四国に移住してから楽しみ、今は好奇心に任せて宇宙に思いを馳せようかな、なんて感じなのでしょう
      (自分でも、よく分かってない^^;)
      きっと若かりし頃、あぷらなーとさんみたいに「三色分解カラー合成法による火星!」とか、「新設計で復活したドブソニアン!」とか、(「どんだけマニアックな高校生やねん!」と思いますが 笑)ぐらい極めていれば1→2→3と行き、今頃5番に傾倒してたかもしれませんね(笑)

      >「正しいかどうか」「理解できるかどうか」は別問題として、やっぱ宇宙って夢があると思うんですよねぇ
      これ、まさにその通りなんですよ!
      理解なんて到底できないけど、その先にあるワクワクだけで楽しめる、みたいな
      文才・・・到底そんな物が有るようには思えないし、ただの日記になりがちですけど、たまに覗いてやってください
      ボクも「ど変態」記事は、楽しみに読ませてもらっています(*^-^)ニコ

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